#106 FRISK 120% BOOSTER

Feb 16, 2018

シャツの柄をもっとわかりやすく見せて、というご要望をいただいたので、載せますね。フリスクのサイズを参考にどうぞ。(すでに完売してる生地は載せてません)

この生地が御年110歳。ところどころ補修があります。

勝手なイメージですが、ワークシャツの形をベースに、身幅を充分取ってボクシーに。衿やカフスは少し小さめで抑えステッチなし。思いっきり洗いをかけて、手で揉んで。衿の縫い代を浮かせることで中に食い込み、さらにクシュクシュのシュワシュワにしたり。もしくは、糸の番手を太くして、手縫いステッチ掛けるのもいい。ふくらみのある生地だから、きっとステッチだけギュッと沈む具合も、またほら、ね。


裾にはエグむカーブより、緩いラウンドカーブかスクエアのスリットなし。そしてミシンの運針は、生地の時代に合わすなら細かくするのが正しかろう。じゃっどん、ここは大き目がよかろうかい。のう、西郷どん。(糸どんかわいい)


ん、このサンプル生地で作ったシャツ?ないですけど、何か?

#105 リヨン

Feb 15, 2018

時は前後して2月5日、リヨンはとても寒かった。だからミーティング前の朝10時に市場に行って、生牡蠣を頬張りながら、地元の人とおしゃべりしつつ、白ワインをアオるしかなかったんだ僕は。そう、仕方がなかったんだ。


ミーティングまでまだ時間があったので、酔い覚ましに高台のフルヴィエール教会まで行ってみましたの。寒かったけど、歩いて少し発汗した時の、ユニクロ極暖はすごかった。こいつのおかげで今回の出張を乗り切ったと言っていい。


教会を出た頃、雪が本格的に。舞い積もるそれは、まるで綿花のように。ロマンティストetスティリストです。


その後のミーティングはもちろん、スカーフのプリント職人さんのとこ。けどもうしばらくは詳細書けないんです。もう企画が進行してしまったから。きっとこの春夏にお披露目できるかと思います。多分。
そして、このミーティングの直後から最終日までの間、本当に10分の猶予もない、過酷な旅が始まるのだが、それはまた後日、書きおこすタイミングがあれば。
寒々しい写真をご覧いただいた後になんですが、寒色のブルー。
これは、パリとリヨンの底冷えしてる早朝の、蚤の市で発掘してきた、最古は100歳以上のシャツ生地です。穴開き、補修、などあるけれどそれよりも、しっかり打ち込まれてるこの生地のパワーが勝って、まるで気にならないです(もちろんなるべく外します)。これを洗いにかければさらに生地はリラックス。手もみを入れれば、その年月の、味わい深いシワが現れるってわけ。
カルロリーバとかDJAとかの、繊細で上品なものとはまたベクトルの違う美しさ。
興味ある方お早めに。

帰国して5日目。昨日は久しぶりの休日で。日中は出歩かず、のんびりパジャマで「anone」を鑑賞。蝉マジウケる。夜は石山と飲みに行き、深めの酩酊からの早めの就寝。するも何とAM3:30にハッと目覚める。そしてそのまま朝を迎える地獄。そして眠くなる地獄。
時差ぼけは根性次第だとか。異論はない。

#104 ANSNAM MODELIST unReversible Zip Blouson

Feb 11, 2018

帰りの飛行機はなんとしっかり眠れました。「君の膵臓をたべたい」という邦画に爆泣きし、赤鼻トナカイの僕は泣き疲れ、スッと入眠できました。
だから時差ボケ軽いだろうと思われた。けど、見事に今朝は大寝坊。明日も怪しい、うん無理か。

さて、昨日のブログに少しだけ書きました、僕がグルメ紀行へ行っている間、千葉氏が作っておいてくれたブルゾンの紹介です。
前回と同じ型で、リバーシブルではない標準仕様に変更してます。例によって、表地も裏地もディテール変更も出来ますので、何なりと。
久しぶりの日本は、少しだけ春の匂いがしてますね。そろそろイメージ湧いてくる頃だと思います。よろしければ。

価格:98,000円+税 

帰国

Feb 9, 2018

今、早朝のミラノからシャルルドゴール空港に着き、乗り換えで東京行きの出航を待っているところ。今回はかなりのハードスケジュールだったけど、生牡蠣たらふく食べられたし、ビステッカもがっつり胃に入れたし、酒も飲みまくったので、はい、満足です。

今回は、生地をたくさん買い込んで。多すぎの重すぎなので、春夏用のリネンとか来秋冬のウールなんかは空輸します。今しばし。
その代わり、1900年〜1950年代のフランスの手織りシャツ地などを手持ちで帰ります。明日すぐご覧いただけます。前回の渡欧でも買って来たんですけど、ブログに上げるその前に、売り切れ散ったものでした。地厚なその生地で、堅く仕上げるもいいし、洗ってその70年以上生きたその風合いを存分に楽しむのもいいわけで。ブルー系のチェックを多めに揃えます。
えっと、控えめに言って、すごく、いい。綿もリネンもウールもどれもこれも。

明日10日(土曜)朝9時半頃に帰国して、そのまんま白金台にむかうんで、昼頃に店到着。
機内でうまく眠れたらいいけれど、ダメだったらクソ時差ぼけだと思う。なのでその際はみなさん、オーダーのメモを忘れずに。

また、千葉さんが僕の不在中に、新しいスウィングトップを作ってくれました。仕様をリバーシブルではなく、標準に作り変えました。
浜松の高密度コットンを表に使用し、米沢のシアサッカーは身頃と衿のみ。
価格:98,000円+税 くらいでいけます。

ご来店お待ちしてます。

#103 Azzedine Alaïa "Je suis Couturier"

Feb 5, 2018

まず、今回のブログは画像めっちゃ載せてるから、めっちゃ重いです。60枚以上(笑)
この前亡くなったアズディン=アライアって人の回顧展ので、レディースのドレスばかりだから、興味ない人は飛ばしてね。
触っちゃダメだけど写真オッケーだったから、ガンガン撮ってきた。自分の思ひ出の記録と、行きたいけど来れない人や学生さんの為、縫製仕様やディテール、布の地の目も読めるよう頑張って撮ったから、きっと参考になるはず。部分的でもいいから、マヌカンに立体で組んでみると勉強になるかと思ふ。(服飾学生でこれ読んでくれてる人がいるのかしらんけど)
この前のバレンシアガ展でも思ったのだが、パリって街は、美しさに対する奥行きがハンパない。質も量も歴史も、人の意識も。
そして、その後にパタンナーさんと会って、一緒に食べた生牡蠣の味の奥行きもハンパなかった。日本の牡蠣に比べて小さいから、ちょっと甘く見ていたが、スゲェの。濃厚。食レポでさ、日本の牡蠣を「とってもミルキィーですねぇ〜」って表現するけど、ありゃマヤカシだな。ただ味が薄いだけやんけ。あ、けど、生ウニは日本の方が美味い。パリのはなんか生臭くて、この味はまさか腹壊すんじゃなかろうね!って思ったけど、翌日も普通に元気でメルシィーボークゥ。
この旅の中で、もう一度くらい生牡蠣いきたい、そんなことを我ふと思ふ。