納品スケジュールとオーダースケジュール

Apr 22, 2024

個人オーダー分ブラックデニム:4月末

セレクトショップ様分ブラックデニム:5月中旬

個人オーダ分ラブールパンツ:5月2日

セレクトショップ様分ラブールパンツ:5月3日完納

スラックス他:4月末完納


ゴールデンウィークが間近に迫り、

工場さんがギリギリの納期で頑張ってくれているのですが、

ブラックデニムのお店さん分が間に合いませんでした。すみません。

今しばらくお待ちいただけますと幸いです。


また、諸々のオーダースケジュールですが、

5月3日金曜にて、

フェンダール、アンスナムリヴァーラン、ドークを締めさせて頂きます。


4/30~5/2の平日のアポイントも、右上のバナーよりお取り出来る様にしました。


宜しくお願い致します。

#226 Fendart シルクスカーフ

Apr 18, 2024

はいさい。

お待たせしました。

今回のフェンダールもう一つの新作はシルクスカーフです。

まぁこれでシルクスカーフじゃなかったらウケるわな。

グラフィックデザイン、TS氏。

データ落とし込み、フランスの人。

スカーフ製作、リヨンの人。

ここで、お、と思ったアナタ、アンスナム大好き人間の称号をお送りします。

https://ansnam.blogspot.com/2017/10/65.html

なんと、ワタクシは、7年もこの企画を温めていたのです。

「そういえばあの話、結局何にもなってないな」

というのがこのブログ内で散見されますけれども、タイミングを見てるんですよ。

多分。

で、この企画は温めるというか、途中コロナもあったし、

何よりワタクシはグラフィックものが苦手というか、やらずして消極的。

強いアイデアがあれば、作ったのでしょうが、いささか整合性というか、

ストーリー性というか何というか。

で、TS氏に投げたわけ(笑)

会ったことのある人はわかると思いますが、TSさん、いつもスカーフしてるし。

フランスで始まり、フランスで完結する。これぞ今も続く仏リヨンのスカーフ産業。

これで腑に落ちつくわけです。


このスカーフ柄、ペンキスプラッシュ水玉。写真でもお分かりいただけます通り、

巻き方次第で、きれいな水玉模様に見えるし、

ややパンクの香るグラフィティの雰囲気もあり、非常に楽しめる。

素材はもちろんリヨン産のシルク100%。

端始末も手縫い(サンプルはクチュリエデザイナー靖が担当)。

サイズ:88cm × 88cm

価格:46,200円(税込)

納品:10月中旬

*一度きりの生産につき、再販の予定はございませんので、ご注意ください。

通販のお問い合わせは、

 contact@ansnam.com まで。


ちょっと週末は忙しそうなので、返信は月曜になると思います。

宜しくお願い致します。

#225 Fendart 新作「Quatre tons (四つの色調・調子) 」キャトル トン

Apr 17, 2024

お待たせしました、フェンダールの今季の新作は、このオリジナル生地です。

所謂(しょい、じゃないよ。いわゆる、を漢字でこう書くらしい。

このブログって本当勉強になるね。高校現文の教科書の載ってもおかしくないね。)

あ、で、所謂、フレンチヴィンテージでよくある、寄り杢あるいはごま塩って

呼ばれてる、そういうお店に行くと絶対見るやつ。

あれのヴィンテージ再現ではなく、インスピレーションのベースにし、

ふんわりした手触りの中に、リネンのざっくりした質感やネップを織り交ぜる。

そんな生地を、尾州の旧力織機で作ってもらいました。

(綿麻は遠州が良さそうだけど、この風合いには尾州の方が合ってると

やすくんはズバッと判断したよね。こんなとこがクールだよね。)

で、なんで四つの色調なんなのって話なんですけれども、

僕には白黒の杢にしか見えませんが、

何と黒と濃紺とチャコールを撚り合わせた糸と白のリネンを杢にしたんだってさ!

あきさみよー!

と、いうわけでセットアップもいい雰囲気の生地、できました。

綿50% リネン50%

ザブザブに洗ってもさらに膨らみが出ますでしょうし、

3シーズン思いっきり使い倒したい、そんな生地です。

チラッと見えるこのスカーフは何でしょうね。これもまた新作ですね。

また次回のブログにて。


最後になってしまい恐縮ですが、フェンダールの納品スケジュール、

ギリギリになっております。

個人オーダー分は全てGW前に上がります。随時、マニペニよりご連絡行きます。

お渡しとオーダーをご希望の方は、GWがいいかと思います。


セレクトショップさんでお待ちのみなさま、すみません。

デニムだけ大幅に遅れ、5月中旬となってしまいそうです。他はGW前です。

また追ってご報告します。

#224 ANSNAM riverrun ハンドニットシリーズ オーダー

Apr 13, 2024

はて?

もしやすると、このブログは1週間ほど前に上げるべきもので、

せめて5日ほど前と言うか、ましてやこの当日の、しかも夕方上げるとは。


何と弁明すればいいでしょうか。マニペニにも怒られたんだよね、実は。

待ってる人もいるのに、なんかさ、手が自分の手にあらず。動かざるもの山の的な。

というわけで、告知もしていないので、誰か来るわけもなくして、

なんと今日から開催中です(笑)

ハンドニットのオーダー会やってまーす。

けど、もう帰りますんで、明日以降で是非お越しくださいませ。

この前の25AWの新作とともに、過去アーカイブからもお作り頂けます。

いつまでやりましょうかね。GWかな。

来週末からはフェンダールのオーダー会もあるけど、まぁ、重なってもいいか。

来季の新作ハンドニットは、

極太のスラブというか、ほとんど紡いていないデコボコのウールと、

繊細なモヘアを絡めた、カーディガンとジップブルゾン。

もちろんこのままの形でもいいし、サイズ感をアレンジしたり、

プルオーバーとかベストとか、変形もオッケー。

糸を全く別のものにすることも出来るし、何と言いましょうか。何でもオッケー。

価格は、ばっくり10万以上と考えてください。

ついにメンズのルックブックも撮影したので、近日公開!


このコレクションで、久しぶり(2年ぶりくらいかしらん)に

ハンドニットやったんですが、めちゃ楽しかったです。

糸の種類と、本数と、色と、組み合わせと、編み方と。

ニットって、テクスチャーの表現が無限に拡がってるんです。

そして、リアクションが早い。ここ、せっかちヤッチャンには重要なポイント。

1週間くらいで試し編みが上がってくんねん。楽しい、嬉しい、大好きや。

ところで、皆さん、「ブギウギ」終わっちゃいましたね。

最後の大円団、よかったですよね。

趣里ちゃんめちゃよかったし、最終週の草薙くんの演技、素晴らしかった。

そしてブギウギへの余韻に浸る間もなく始まった、「虎に翼」。

良い。

伊藤沙莉ちゃんは、そう、ひよっこの後半に出てきた米屋の娘。感慨深いですね。

お話しも面白くて、あっという間に毎日のランチの楽しみになりました。

あとさ、ロケ地もいいよね。あれどこなんだろ。

昔の御茶ノ水ってあんなだったんでしょうね。

(「仁~JIN~」のエンディングで、あの辺の明治初期の写真あったよね)

それとさ、撮影が素晴らしい。特に室内。めちゃきれい。

光と影と役者さんとそのシーンごとの心象が、とても美しいと感じました。

もしやこの作品は、

監督はサム・メンデスで、撮影はロジャー・ディーケンス、

「007スカイフォール」「1917」に次ぐ大作ドラマなのか、と思うほど。


この朝ドラのは、市戸達也さんって人が撮影してるっぽい。

出てきた記事も面白かったので、皆さんもよかったら是非読んでみて。

#223 ANSNAM 2024-25 AW collection

Mar 24, 2024

 今季のテーマは、

「Berlinde De Bruyckere」

「Anne Teresa De Keersmaeker」

ベルリンデ・デ・ブリュイケール。(合ってるかな。なんて発音するんだろ?)

ローザスの主宰、アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル。

このベルギーの二人です。




例によって、ANSNAMとriverrunとI am dorkを混ぜ込んだルックです。

アイテムの詳細は、今後また書けたらなと思います。

インスタも頑張ります。

が、きっとアップするの遅いと思うので、

気になるものがあったら、お問い合わせください。

3月30日(土曜)から弊社アトリエ兼ショールームもお越しいただけます。

アポイントのバナーよりご予約承っております。

宜しくお願い致します。

#222 Sebastian Tarek ビスポークオーダー

Mar 4, 2024

やべー。

なんかポヤポヤしていたら、いつの間にかに3月だこれ。

いろんなところ行ったり、いろんな人と会ったり、書くネタいっぱいあったのに。

これからいつか書けるといいな。


一つまず、ひとまずは、差し迫るイベントの告知から。

セバスチャン・タレクの来日。ビスポークオーダーイベントのお知らせです。


3月16日(土曜)、17日(日曜)の二日間。


ご都合よろしければ是非。


つい先日に、一足、納品したブーツがあったんですが、

それがもう、やばすぎた。

タレク半端ないって。

ヌメの扱いづらい一枚革でブーツ作るもん、

そんなん出来ひんやん普通。

けどね、すごいのは技術だけじゃなくて、

というか、技術とかスペックとか、もうそうゆうんじゃなくてさ、

なんかさ、そんなんはデッサンなのよ。

あ、今、画家の話に例えましたよ〜。

上手くて当然、そこは説明するに不要。

よく言ってるけど(3ヶ月もブログは放置するけど)、その先なのよ。

何かを表現する、もしくはしたいから、そのために技術があり、磨く。

この革を使ったからこその、奥行きのある表情。

お客さんの希望を、タレクが解釈したコンマ数ミリのエグい造形。

浮き沈みしているかのようで、一つ一つが際立ち粟立つコバのハンドステッチ。

きつくて何度も修正したアンクル(お客さん、マジでごめんなさい!)。

などなど。

これらは、構成された中の一つのピースではなく、

一つの作品の中で、これらが融解しているんです。

何かの要素が抜けると、途端に破綻するような、

表現ってのは、そんな繊細なものなんです。

意味わかる?俺は書いててわからんくなった(笑)


とりあえず、後光差してるかっこいい写真見てって。


とまぁ、けどさ、正直ビビるよね。

そりゃ欲しいよ。そりゃ経験したいよビスポーク。

けどさ、高いよね、ポンド。ジェームズ・ポンド。ばきゅん。

そのあたり、タレちゃんとも相談したんだけど、

とりあえず前回くらいの為替でキープしてくれるってさ。


お問い合わせ、お気軽に。

#221 ANSNAM cashmere silk scarf 「スティングレー」

Dec 18, 2023

当初から、永年に良いと思える物作りができるよう心掛けています。

時代とともに価値やバランスも変わるから、そんな事は到底に無理なのだけれども、

それを無闇に目指していました。

けれど最近思う。アナガチ、そこに届くのかもしれない。

この前のPコート然り。

今またこうして10年以上前にデザインしたスカーフを作っているのだから

実に我ながら、とても気に入っている。

まず、主張をしない。それがいい。上着の中に入れて仕舞えば、見えもしない。

ほら、むしろスウェードのMA-1の方に目がいっちゃうでしょ(笑)

アンスナムの姿勢はステルス。目立たずに、溶け込む。

マイケル・ファスベンダーの「The Killer」のあの感じ。観た?まだなら是非。

まぁ、あの人カッコ良すぎてどうしたって目立っちゃってたけど(笑)

うちはそういう、すれ違った時に何となくその人の雰囲気が気になって、

振り返って見てしまうような、そんな服作りを目指しているわけです。

このスカーフはまさにそのコンセプトを行く。

カシミアシルクのドレープ。

巻かなくてもいい。首にすっと掛けるだけ。僕は普段そうしてます。

それだけで本当暖かいし、何よりすごく気持ちがいい。

やっぱ、首って大事。

とりあえず冬は、首、手首、足首をしっかり温めるんや。アツアツやで。

それだけで体感温度、変わりますやん。

ん、乳首はどうかって?そんなんただ舐めてあげればよろしい。


形はいわゆる大判シルクスカーフのイメージから変形。

そのシルエットから、名称はコルベットのスティングレーC3から拝借。

派手さはないのに、エレガントでちょうどいい存在感。

そして、便利。

車内で暑くなったら、さっとポケットに仕舞えるし、

コートやジャケットの衿ぐりが汚れないのも地味に嬉しい

(2月頃、クリーニングに出すかすごく悩ましくなるあの汚れ)。


今回、珍しく自分のアイテムを褒めている。

10年以上前の自分、いいもの作ってた(笑)

価格:29,700円(税込)

素材:カシミア50% シルク50%

色展開:チャコール/黒、ブラウン/チャコール、エクリュ/グレージュ

店頭販売:ANSNAM, CATHEDRAL, Eins&Zwei, PARK 

通販も承っております。

宜しくお願い致します。